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2012年7月13日    地震について

2011年3月11日に発生した、東北地方太平洋沖地震からすでに1年4ヶ月の月日が流れました。
この地震以降、いつ巨大地震が襲ってくるかという話題で持ちきりです。

比較的地震が起きやすいといわれているのは、首都圏直下、東海、東南海、南海、茨城県沖です。常に首都圏は地震の驚異にさらされているという事になります。
過去に起きた地震波をいれて震動解析をしてもらった事があり、その際に面白い結果がでました。

<条件>
基準法の約1.4倍の壁量が存在する、比較的整形な三階建ての建物での解析結果です。
変形は1階~3階の中で最大のものです。

<解析結果>
①1995年 阪神大震災 神戸海洋気象台 818ガル → 変形 1/28
②BCJ-L2波(現行基準法相当波) 356ガル → 変形 1/44
③2011年 東北地方太平洋沖地震 大崎波 549ガル → 変形 1/80(一般的に、1/30以下の変形に抑えられれば損傷はするが、倒壊しないと考えられています。)
※あくまでも簡易解析なのでこの通りの変形になるとは限りません。
上記より、阪神大震災が非常に強い地震だったのが分かると思います。
ちなみに、阪神大震災も甚大な被害が発生したのは一部の地域で、震源地からの震動伝達状況と地盤構造、地震・地盤の周期などが最も不利に働いた場所です。
地震に強い木造建物を作るには以下の内容が重要だと考えます。

①重量を軽くする。(特に屋根)
②耐力壁の量を増やす。
③バランスの良い耐力壁の配置をする。
④上階から下階に上手く力が伝わる用に、なるべく上下階の壁位置・柱位置をなるべくそろえる。
⑤良い地盤の上に建てる、又は地盤改良を行う。

私共では上記の5点を常に考えながら設計を行うようにしております。
他に建物の変形を抑えるツールとして制震装置があります。
高減衰ゴム系、粘弾性ゴム系、油圧ダンバー系などの種類があります。
ほとんどの商品は基準法上の壁量としてみれず、補助的に設置する形となります。商品の選び方としては、変形が小さい時から聞き始め、最後まで粘る商品が良いと考えます。そうすることで、内装の損傷、構造躯体の損傷を減らせ地震後の補修料金が抑えられます。
予算に余裕のある方には、制震装置を付けられることをおすすめします。

最後までお読みいただきありがとう御座いました。

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